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2009/05/24

幸福の本質は4倍に薄めたインスタントジュース

R0012696_s 学生の頃は「山登り」に熱中していた。それも、山岳部に入って岩や氷壁を登るクライミングだ。その頃の僕は「天才的クライマー」などと一部では言われていたのだが、今日の話はそんな瑣末なことではない。・・・・・などと、出だしから相当「飛ばし気味」でだいじょうぶかしら?

山岳部の夏の合宿は、毎年、剣岳の剣沢か穂高の涸沢に決まっていた。そこをベースにして、あちらのバットレスやこちらのチムニーを攻略するわけだが、それは話の本筋から離れる。問題は1日当たりの一人の食費予算が100円だったことだ。数十年前(四捨五入でぎりぎりゼロ年前になるような)のことだが、それでも、その予算で乗り切るのは至難の業だった。
(話は変わるけど。こないだ一億に北方謙三さんが来てたので、図々しく一緒に写真を撮った。顔は僕より小さいけど、かっこいい人だ。高原は北方さんとハードボイルドの話をしきりにしてました。この写真って北方さんの肖像権にひっかかるだろうか。指摘してもらえればひっこめます。写真をクリックすると、大きい画像がご覧いただけます。)

長次郎谷の雪渓でグリセードをしながら

朝飯はだいたいインスタントラーメンのごった煮。昼飯はほぼカンパンに粉末のインスタントジュースに決まっていた。「粉末ジュースのもと」というものを、あなたはご存じだろうか。エノケン(それすら知らない人に言っても仕方ないのだが、とりあえず榎本健一という芸人だったことをご説明しておく)が「ワタナベノ・ジュウスノモトデス・モウイッパイ・エエンン・ワタナベノジュウスノモトデスヨ!!」とコマーシャルをしていたワタナデ製のはるかに下を行く安価粉末が、僕たちの昼飯の飲み物だった。

それをアルミの食器5点セット(このあたり記憶不確か)の一番でかいボールに入れて、横を流れる沢の水で溶かすわけだ。「なんとLOHAS!」などとかんちがいする方にさいわいあれえ。「粉末ジュースのもと」は今の基準で言えば、ほぼ「毒のかたまり」みたいなものだし、さらにそれを、上流の雪渓の上で平気でおしっこなんかがふりまかれている長次郎谷(ちょうじろうだにではない。ちょうじろうたんだ!)の下をちょろちょろ流れる水で通常量の2倍に薄めるのだ。

超デリシャスなんてチョロいもの

R0012587_s それでも甘い。せつなくなって、頬刷りしたいほど甘い。なにしろ山岳部の合宿は半月ほど山にこもりきりで、しかも当大学の山岳部は男子のみで、あらゆる面において「甘さ」から隔絶されいたのだ。だから、ほんのかすかな甘さがもたらす「気持ちよさ」ほとんどエクスタシー級になる。その快感を長引かせたいばかりに、通常量の倍に薄めたジュースに、さらに倍の水を加える。そうして、かなり薄れたけれども長時間持続できる「気持ちよさ」がランチタイムを超デリシャスなものにしてくれるの。うふん。
(写真、まったく関係なくてごめんなさい)

ここで、はたと気づくわけだ。その当時のことではなく、今のことだけど・・・・・・。「これが幸福の本質なのだ!!!」と。・・・・・と、ここまで書いてきたけど、横道ばっかりにそれていたので、裏で?流してたi-TUNEの音楽がダイアナ・クロールからチェットベイカーに変わってしまった。チェット・ベイカーには負けるしかないので、続きはまた今度。チェット・ベイカーのボーカルを聴くと、駄文を書くのがばかばかしくなってくるし。でも、やっぱり、幸福の本質はそういうもの?なので、「幸せになんて、だいたいのところはどうにでもなれる!?」と言い切って、今日はおしまい。

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コメント

ミゾバミです。
景気付けにちょこっとおじゃまスマス。
山岳部でしたのね。

当方は高校3年間一応山岳部でした。当時、高校山岳部
はロック禁止でフォークのみ?でした。
九州エリアの低山縦走だけです。(雲仙とか阿蘇なんかの)
で、まあワンゲル風だったかなと思いますがたまにこそっと近くの岩場で他校と一緒にやって記憶があります。
天才ロッカーではないのでいつもセカンドでボーッとしてたようです。(その間、滑落事故がバレて教育委員会から廃部の圧力があり以降誰もやらなくなりました。)

ジュースの素は確かに必需品でノンブランドの安物でしたので
当方はいつも袋からそのまま飲むとういうか舐めて幸福感に浸っておりました。(メロンソーダの素です)
そのあとでぐっと水を飲むと再度、幸福感が
舞い戻って来ます。

投稿: | 2009/05/25 09:55

ミゾバミさん

おおきに 最近、少しアルコールをひかえ気味にしておりまして そうすると 「今日は飲もか」と思い立つと、それがたった一人の酒盛りでも けっこう興奮してしまうのであった これが幸福の本質なのねのねん というようなことを 今度書きます

ときどきのご来臨を 心よりお待ち申し上げておきます

じまきたねみつ

投稿: きたつね | 2009/05/26 20:35

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