空中里庭園呑会
SH社のPR誌の仕事でお世話になった早野さんが独立して「庭衆」というガーデニング屋さんを始めた。たまたま神子島姉がマンションのバルコニーをなんとかしたいと言ってたので、早野さんを紹介した。そして昨日、その庭ができあがったので、ごくごく内輪の「園遊会」というより「園呑会」をしたわけだ。コンセプトは「初台坂下の空中里庭」。
黒い粘板岩っぽい石のタイルを敷き詰めて、「里庭セット」といういろんな草花が植えられたキューブ状の凝縮自然オブジェを配したもの。
神子島姉が、「里庭」セットのレイアウトがなかなか気に入らず、もりちゃんと僕で、とても重い土と草花のかたまりを、あちらへ、こちらへ・・・・・それでも配列を終えてみたら、なかなか気持ちのいい中空の里庭ができあがった。ライトに火を灯し、
徐々に暮れていく七月の都会の空の下で
ワインを啜りながら里山気分に浸るのはかなりゴージャス。ライトの一つは水が循環しながら棒状のオブジェをしたたり落ちる仕組みになっていて、かすかな水の音がほろ酔い気分の頭に「涼」を呼ぶ。お酒がすすむにつれて、ほろ酔いは本酔いへと進み、なぜか、40年近くも昔にローマのボルゲーゼ公園で野宿しながら、友人と酒を飲んだ時に感じた「天空に向かって浮遊してゆく気分」を思い出し、嬉しくなってきた。
(写真をクリックすると大きい画像をご覧いただけます)
早野さんの「庭衆」のホームページはこちら。
http://www.niwashyu.jp
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