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2011/02/08

コスプレなんかより「クールなジャパン」がちゃんとある。

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「NホテルT」のPR紙の仕事で、華道家 前野博紀さんに話を聞きに行った。前野さんは、今、六本木の「ギャラリー ル・ペイン」というところで『「全ては花」1・無機物』という個展を開催中。その個展会場に伺った。前野さんの一番かっこいいところは、ご自身に「花匠」というレッテルを”いけしゃあしゃあ”と冠していること(そこいらのお花の先生は花匠なんて言わないよね)・・・・だと思う。その自負心がすごく気持ちいい。それは、前野さんの話の端々に現れる。前野さんの語り口は柔らかくて鋭い。「どんな人にも花は咲く」ということを伝えるのが自分の役割だ、と前野さんは話す。おそろしく「生意気にかっこいい」ことを言っているのに、気負いは感じられない。作品も自然態だ。

花も植物も全く使わない無機質の「いけばな」

だと言えば「前衛」だと言われますよね・・・と前野さんは話す。でも、前野さんの作品を見ていると『前衛アート』」などといった、エスタブリッシュされた?「古臭い価値感?」は微塵も感じられない。野放図な「上昇感」と「流動感」がかっこいい。それでいて、おそろしく繊細なディテールにけっこうチリチリさせられる。しかも、ナチュラル。友人の安藤のんちゃんせんせいの数年前の個展を思い出した。セクシーで大胆で繊細な「クールジャパン」は、やっぱりアキバのコスプレなんかよりも、ちゃんとしたところに息づいていると再認識できて、ちょっと感動した。

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